オリーブの世界を知ろう。

オリーブの世界を、知ろう。

はじまりのものがたり。

荒地でも育つオリーブの木は
その生命力の強さから
繁栄や平和の象徴として
用いられてきた。
起源は諸説あるなか
今から
6000~7000年前の紀元前。
地中海東方のの小アジア
シリアからパレスチナ沿岸地域が
原産地とされトルコ南部には
今でも野生のオリーブが自生。
また、長寿の島ギリシャのクレタ島には
樹齢約5000年のオリーブの木が
今もなお、生き続けている。
ちなみに世界最古の樹木も
樹齢5000年。
ブリストルコーンパインの森だ。
同じ時代を生き抜いてきた
オリーブの古木には
ナンバリングプレートがつけられ
宇宙から人工衛星で管理されている。
後世に残したい人類のたからものなのだ。 

世界のオリーブ。

トレンドの発信地

イタリア

生産量のトップをスペインと争う。そもそも、地中海沿岸全土にオリーブオイルの栽培が広がったのもこの国から。北部・中部・南部、それぞれの土地柄で風味豊かなオイルを生産。その審美眼はダントツで、世界へ向けてオリーブオイルの流行を発信。

スペックで競う

スペイン

北部のカタルーニャ地方と、南部のアンダルシア地方が二大生産地。オリーブオイルの品質を保証する原産地呼称(DO)制度や、有機栽培認定をどの国よりも早くスタート。品質の高いオリーブオイルを生産し続けている。

世界最古の生産地

ギリシャ

世界最古のオリーブオイル生産地。国民一人あたりのオリーブオイルの消費量も世界最大。オリーブ栽培には小規模な農家が多く、手摘みで収穫・搾油されるため、クオリティの高いエクストラバージンオイルで有名。

オリーブの原産地

トルコ

オリーブの原産地と言われ、今でも野生のオリーブ自生地があるほど。地中海沿岸部を中心にオリーブ農園が広がり、近年では栽培管理や収穫の機械化が進み、生産量が倍増。

多彩な味わいが特徴

ポルトガル

地中海気候の強い影響を受ける国、ポルトガル。遥か昔から、オリーブの木はポルトガルの風景の特徴のひとつだ。フルーティーで少し強めの香り、黄金色または黄緑色を帯び、苦味や香ばしさ、甘み、強烈な味の果実など、多彩な味わいが特徴。

めざましい発達で注目

その他の地域

地中海沿岸ではチュニジア、モロッコなどでも栽培。また海を越えアメリカではカリフォルニアのナパ・バレーや、オーストラリア、ニュージーランド、南米のチリ・アルゼンチンでも隆盛。今もなお世界中に広がり続けている。

日本のオリーブ。

日本とオリーブの出会いは
中世・安土桃山時代。
しかし栽培が始まったのは
江戸末期から明治初期にかけてで
1879年、フランスの苗木が
神戸の温帯植物試験所で育てられたのが最初。
ついに日本初のオイルは作られたのだ。
その後、明治41年に農商務省が指定し
三重と香川、鹿児島で
栽培実験が始まり
香川の小さな島、「小豆島」
この地のオリーブだけが実をつけた。
今、日本のオリーブ界は
この小豆島がリーダー。
そして九州では、大分、長崎、熊本が
南国九州の風土を生かした
オリーブづくりに励んでいる。

いつか
日本のオリーブから
天草のオリーブへ。
その日のために。